PRODUCTS

製品概要

FEATURE

とれたてを、
そのまま、どこへでも

漁獲の瞬間から提供まで、最小限のエネルギーで一貫した低温管理を実現。急速に凍結できるため、魚介類を傷つけず新鮮なまま、スピーディに世界中へと届けられる。それがハイブリッドアイスです。

ISSUE

魚介類の鮮度保持
における課題

漁業において、魚介類の鮮度保持と冷却は大きな課題です。現在は「砕氷」と呼ばれる、真水で作った氷を砕いたものによる冷却が主流ですが、冷却速度が遅く、マイナスの温度を保つことができません。この遅れが魚にストレスを与えてしまう原因となり、結果として魚の体に傷をつけ、鮮度を落とす乳酸の生成を促進します。そうならないために「活け締め」という手法が用いられていますが、これは一尾ずつの処理のため手間がかかり、大量処理には向いていません。さらに出港前に大量の氷を漁船に積むため、漁場に到着するまでの燃費にも影響します。

  • 鮮度の持続

    鮮度の持続

  • 魚の大量処理

    魚の大量処理

  • 魚体の質

    魚体の質

  • ランニングコスト

    ランニングコスト

急速凍結することで
あらゆる課題が解決できる

鮮度保持の課題に対する解決策として、急速凍結が脚光を浴びています。急速凍結とは、食品を冷凍する際「中心温度の最大氷結晶生成温度帯(-1℃~-5℃)を30分以内に通過させて凍結を行う」こと。この温度帯は生成される氷結晶が大きくなりやすく、食品の細胞にダメージを与えることがあるため、水産物の鮮度保持は「食品にダメージを与えず、いかに速く凍結するか」が鍵となります。

POINT

冷凍も冷蔵も
あらゆるプロセスを
HybridICEで

ハイブリッドアイスは、製氷に使用する原水の濃度を調節することで、冷凍から冷蔵温度帯まで、様々な用途に対応した氷を製造します。急速冷凍から急速冷蔵まで、冷却に関するあらゆるプロセスを”ハイブリッドアイス"が一手に引き受けます。

  • 急速凍結

    -21.3°C
    SNAP FREEZE
    革新的な急速凍結で<br />もっと速く、もっと高品質
    革新的な急速凍結で
    もっと速く、もっと高品質

    -1℃から-21.3℃までの幅広い温度帯と、形状を用途に合わせて自在にコントロールできるハイブリッドアイス。機械式のエアブラスト凍結と比べても、その凍結スピードは圧倒的。急速凍結が可能なため、解凍後のドリップが減少し、高品質なまま食品を提供することができます。

  • 極低温保温

    -126°C
    Stable Heat
    Retention
    コールドチェーンは<br>新しいステージへ。
    コールドチェーンは
    新しいステージへ

    ハイブリッドアイスの急速冷蔵は、生鮮食材から冷凍食品、医薬品、電子機器材まで多岐にわたる商品のコールドチェーンを実現します。ジッパーサイズからコンテナサイズまで、幅広い容量や用途に合わせて充填できるため、-1℃~-126℃の温度帯での輸送が可能に。商品の鮮度と品質を維持しながら、エネルギーコストを節約する。これこそが、ハイブリッドアイスを活用した次世代のコールドチェーンです。

PRODUCTS

HybridICE

用途に応じた氷をワンタッチで

ドライな雪状から流動性の高い泥状まで、用途に応じた氷をワンタッチで自動製氷。高濃度塩水(23.5%)を急速に凍らせる新たなテクノロジー「ハイブリッドアイス」は、商業利用が難しかった-21.3℃の氷を低コストで製氷できます。

HybridICE

FUNCTION

この温度で、
この状態で、この量で
シーンに合わせて全部自由

凍結技術は、新たなステージに突入しました。あらゆるシーンに合わせた最適なコールドチェーンの提案。様々な商品に合わせた繊細な温度や塩分濃度、形状の微調整。これらの要素を兼ね備え、高効率と柔軟性を特徴とする「ハイブリッドアイス」が、新しい可能性を提供します。

  • 1時間あたり<br class="md:block hidden">◯t製氷可能

    選べる高性能

    厨房や作業所など場所を選ばない小型機から、エレベーターサイズの中型機、大量冷却に特化した新大型機まで、さまざまなニーズに対応する製氷機をご用意。必要に応じた量の氷を迅速に提供することで、ビジネスの効率を大幅に向上させます。

  • フレーク状の<br class="md:block hidden">HybridICEの製氷

    必要な温度に応じた氷の形状

    独自の技術により、フレーク状のハイブリッドアイスの製氷が可能。さらに必要な温度に応じた氷のスラリーを撹拌する機能を搭載。これにより正確な温度管理が求められる繊細な食品冷却から、急速な温度低下が必要な工業用途まで幅広く対応可能です。

  • 必要な温度に応じて、<br>スラリーに撹拌

    品質向上と効率化を実現する大量一括冷却

    機種サイズに応じて、22リットルから最大9000リットルの貯氷ボックスを搭載。さらに大型機では、自動循環型の「流れる凍結槽」を用いた瞬間冷却が可能です。これにより素材一つひとつの品質を守りながら、大量の素材を連続投入しても冷却能力は変わりません。

PRODUCTS DETAIL

HybridICEの製品情報

※全ての商品にオプションを追加することで、マイナス126℃の超低温ハイブリッドアイスも製氷可能です。

HybridICE Maker


SL-800

自動循環で温度を保つ
最速の冷却を最小人数で

1日あたり約10トンのスラリー状ハイブリッドアイスを生成し、「流れる凍結槽」に自動供給。流動性の高いハイブリッドアイスが最適温度で常時循環するため、素材一つひとつを瞬間冷却できるだけでなく、大量の素材を連続投入しても冷却能力は変わりません。最短時間での大量冷却が可能になり、品質向上と省人化を同時に実現します。

SL-800
SL-800
SL-800
SL-800
製氷能力 ※1 5,000kg/Day(208kg/Hour)
凍結能力 2,500kg/Day(100kg/Hour)
本体寸法(mm) 2,100 (W) x 1,600 (D) x 2,700 (H)
(室外機 1,900 (W) x 800 (D) x 1,650 (H))
設置寸法(mm) 室内:8,500 (W) x 6,700 (D) x 6,000 (H)
電源 3相交流200V
消費電力 32kW
設置条件 3相交流200V電源
上下水道
水洗い・排水が可能なコンクリート床
高温を発する機械の近くでないこと
ハイブリッドアイス
生成の原材料
塩水(-1℃:1%、-21℃:23.5%)
(海水の場合、上記濃度に合わせ、ゴミ・大腸菌を
取り除く必要)
-1℃/-21℃
切替方法※2
原液の濃度を切替(-1℃:1%、-21℃:23.5%)
(-21℃→-1℃の切り替え時は、原液が流れる箇所の塩分を完全に拭き取る必要あり)
形状
(ドライ雪~泥状スラリー)
切替方法
ドライな雪状→泥状スラリーの切替には、ドライな雪状の氷と原液を投入して撹拌機で混合が必要
(製氷機設備一式に付属の機能)
必要メンテナンス 日常:タンクの清掃、ビスのゆるみ確認 3ヶ月~6ヶ月:製氷ドラムギャップ
(ブレードとドラムのクリアランス)の確認・調整
オプション 安全装置(一定量の製氷が完了すると自動で製氷停止)
遠隔操作
  • ※1:添付の製氷機画像については、製氷能力は倍の10,000kg/Day(416kg/Hour)になります
  • ※2:-21.3℃より低温のハイブリッドアイスを生成する場合、エチルアルコールおよび別設備(製氷装置を液体窒素で冷却する専用機器)が必要です

FL-100

大量に。一気に。
驚きの冷却力をエレベーターサイズで。

人荷用エレベーターに収まるコンパクトなサイズながら、1日あたり約1トンの雪状ハイブリッドアイスを生成できる高性能製氷機。本体内部には400リットルの大容量貯氷ボックスがあり、移動も可能。大量一括冷却にも最適です。循環ポンプも内蔵しているため、マイナス1℃からマイナス21.3℃までのハイブリッドアイスの温度に応じた、適切な濃度の塩水を効率よく準備できます。

FL-100
FL-100
FL-100
製氷能力 1,000kg/Day (41.6kg/Hour)
凍結能力 500kg/Day (20.8kg/Hour)
本体寸法(mm) 2,500(W)×1,200(D)×1,900(H)
電源 3相交流200V50/60Hz
冷凍機消費電力 6.95kW/8.15kW
設置条件 3相交流200V電源
上下水道
水洗い・排水が可能なコンクリート床
高温を発する機械の近くでないこと
ハイブリッドアイス
生成の原材料
塩水(-1℃:1%、-21℃:23.5%)
(海水の場合、上記濃度に合わせ、ゴミ・大腸菌を取り除く必要)
-1℃/-21℃
切替方法
原液の濃度を切替(-1℃:1%、-21℃:23.5%)
(-21℃→-1℃の切り替え時は、原液が流れる箇所の塩分を完全に拭き取る必要あり)
形状
(ドライ雪~泥状スラリー)
切替方法
ドライな雪状→泥状スラリーの切替には、ドライな雪状の氷と原液を投入して撹拌機で混合が必要
(製氷機設備一式に付属の機能)
必要メンテナンス 日常:タンクの清掃、ビスのゆるみ確認
3ヶ月~6ヶ月:製氷ドラムギャップ
(ブレードとドラムのクリアランス)の確認・調整
  • ※製品改良にともない予告なく仕様・外観などを変更させていただく場合があります
    -21.3℃より低温のハイブリッドアイスを生成する場合、エチルアルコールおよび別設備(製氷装置を液体窒素で冷却する専用機器)が必要です

SL-25

場所を選ばず、手軽に使える。
品質を守る新しいパートナー。

流動性の高いスラリー状ハイブリッドアイスを、厨房や作業所でスペースを取らずに生成できる水密式小型機。きめ細やかな氷と冷水は、魚のエラや内臓のような複雑で微細な空間にもダメージを与えることなく入りこみ、素材の品質を損なわずに一気に冷やします。深さ25cmの貯氷タンクは22リットルの大容量。開口部が腰の高さにあり、作業効率も上がるデザインです。

SL-25
SL-25
SL-25
本体寸法(mm) 550(W)×610(D)×980(H)
電源 3相交流200V50/60Hz
設置条件 3相交流200V電源
上下水道
高温を発する機械の近くでないこと
ハイブリッドアイス
生成の原材料
塩水(-1℃:1%、-21℃:23.5%)
(海水の場合、上記濃度に合わせ、ゴミ・大腸菌を取り除く必要)
-1℃/-21℃
切替方法
原液の濃度を切替(-1℃:1%、-21℃:23.5%) (-21℃→-1℃の切り替え時は、原液が流れる箇所の塩分を完全に拭き取る必要あり)
必要メンテナンス 日常:タンクの清掃、ビスのゆるみ確認
3ヶ月~6ヶ月:ブレードと製氷盤のクリアランス確認・調整
  • ※製品改良にともない予告なく仕様などを変更させていただく場合があります
    -21.3℃より低温のハイブリッドアイスを生成する場合、エチルアルコールおよび別設備(製氷装置を液体窒素で冷却する専用機器)が必要です
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